山河あり

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1 序章

 確かに何かを始めようとしている。初老の男が再三思案した結果の行いである。本当に始めるのか。続けることはできるのか。確たる結論も確信もない。だが、日々に思い起こすこと、日々に忘れ去ってゆくこと。その中には半ば公開しつつ、自ら反芻・反省しつつ、どこかに伝わって欲しいような事件や事柄がある。このブログを開こうとしているのは確かにわたくし(私)である。だが、わたくし(私)に止まらない感傷や悲哀、喜びを共有・共感いただけるかもしれない。
 足での取材は覚束ない。いちいち時代の考証にも取り組まない。思い違いや不正確な事柄を記述するかも知れない。今と昔の境目を飛び越えるかも知れない。その意味では雑感としか言えないかも知れない。責任は感じるのだが、それにしても無責任な話ではある。
 その意味で世の中には迷惑なことであろうが、「わたくし(私)のつくり話」を始めたいのである。2007年8月に63歳を迎える男の「つくり話」である。
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by sanngaarii | 2007-01-28 00:50 | 焼け跡・闇市幼年時代